白菜と蜜柑に抱かれた茶色い篭

前にお家まで荷物を持ってさしあげたおばあちゃんと早朝の八百屋さんでばったり会って、白菜とお蜜柑をいただいた。帰りにひょっと袋にいれてくれた。ピリリと青白い朝を走る自転車の篭が、あたたかい( 灬˙ ˙灬 )🚲🍊

最近、木の葉がつむじ風で小さな竜巻を巻いているのを見かける。ビル街の背景は、あまりにもそぐわない。移ろいの国に生きているのに、東京はまるで四季を纏っておらず、落ちている欠片にも風流な美しさはほとんどない。目を凝らして解像度を上げるほど、思わずすこしかなしくさえなる。

今でも神戸に帰りたい、それか田舎の故郷に帰りたいけど、今はどうしてもここでやりたいことがある。そういう気持ちでいる中で、街の人たちの温もりに触れる瞬間は、救済だ。まったく寒々とした街だけど、人々は温かい。どこに生きていても、社会がある限り、人は温かい生きものだね。

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